シンガポールから見た日本の求人事情@iums2017singapore

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転職の面接がうまくいかないあなたへ。落ちる理由とその対処法を知って対策しよう!

 

転職活動において、面接に落ちるというのは非常に精神的に辛いものがあります。今回は中途採用における面接において、各フェーズで面接官は何を見ているのか、そして求職者としてはその反省をどう活かせば良いのかについて解説していきます。

筆者は人材業界で企業様の採用支援、求職者の転職支援を行う中で、多くの面接を見てきました。その経験を元に、今回は少しでも有意義な情報を提供できればと思っています。
 

 

一次面接で落ちる人の理由と対処法

まず一次面接で落ちる人の理由とはどういうものでしょうか。
対処法を含めてご紹介していきます。

一次面接を担当しているのは人事

ほとんどの企業の場合、一次面接を担当しているのは人事担当者であることに着目してください。

人事担当者はすべての採用職種について薄く広く理解していますが、各職種の専門家ではありません。つまり人事担当者は応募職種に関するスキルマッチを見ているわけではないのです。

一次面接で面接官が見ているポイントとは

それでは一次面接官である人事担当者は何を判断しているのかと言うと、主にはその企業の正社員としての合格ラインを満たしているのかという点を判断しています。

そのため一次面接官である人事が見ているポイントとは大まかに以下四点です。

  1. (広く薄く)職務経歴
  2. コミュニケーションスキル
  3. 論理的思考能力
  4. カルチャーフィット

もちろん細かい点で言えば志望理由なども見ていますが、志望理由に関しては論理的に矛盾なく語れるかどうか、つまり論理的思考能力を見ているとも言えます。

つまり大まかに集約すると上記4点を見ることで、自社で正社員として働いてもらう最低基準を満たしているかを判断しているのです。

よくある不採用の理由

さきほど挙げた4つの見ているポイントが不採用になっていることが多いです。
詳しくみていきましょう!

1つ目が(広く薄く)職務経歴。

わざわざ広く薄くとつけているのは、先述したように人事は各職種についての専門性はないからです。とはいっても、さすがに多くの候補者と接してきている中で、最低限の知見は溜まっています。そのため二次面接以降の面接官のためにも、スキル面でも最低限の足切りを行っているのです。

次にコミュニケーションスキルです。

例えば質問に対して適した答えが返ってこなかったことで、コミュニケーション能力が不足していると判断されることは多々あります。これは何も答えのレベルが高いかどうかということではありません。ものすごく簡単にいうと、好きな野菜について喋ってくださいとお願いしたのに、お肉についての話をされたら、意味がわからないですよね。つまり会話のキャッチボール力があるかどうかを見ているのです。

他にも社員同士の交流を大事にしている会社であれば、リアクション力も見ている可能性もあります。面接官の発言にちゃんと相槌を打てるかなどは最低限のコミュニケーションではありますが、大事なことです。

次が論理的思考能力。

よくあるのは仕事の中での成功体験・失敗体験を聞いて、その結果に至った理由について話してもらうこと。自身の体験についてちゃんと言語化できるかどうかで、仕事の再現性が変わってきます。論理的思考能力がない方は、業務全般のレベルが低いと見なされて、一次面接で落ちてしまうことが多いのです。

そして最後がカルチャーフィット。

この点を見抜くのは人事の腕の見せどころではないでしょうか。すべての企業にはそれぞれのカラーがあります。体育会系の会社もあれば、文化系の会社もあるでしょう。その会社の雰囲気に合っている人を選ばなければ、採用しても定着が見込めません。そのためカルチャーフィットが合わない、という理由で一次面接に落ちることも多々あるのです。

一次面接でよく落ちる人の対処法

それでは一次面接でよく落ちる人の対処法はどのようなものでしょうか。
これは非常に簡単で「事前準備」をすることで一次面接を突破できる確率は非常に上がります。

先に挙げた4つの中の3つ、「コミュニケーションスキル」「論理的思考能力」「カルチャーフィット」は一次面接用だけに集中して練習・準備をしておけば乗り切れるものです。なぜなら人事担当者が出てくる場合の一次面接はそこまで突飛なことは聞かれません。

聞かれる質問は広く薄いものなので、繰り返し模擬面接などを行えば型化できます。この練習はぜひ人材エージェントや、大手人材会社が開催している面接トレーニングなどを多用してください。

またカルチャーフィットに関しても、企業のHPを読み込めば、企業が求めている人物像が少なからず想像できます。特に社長のコメントなどが乗っていれば、会社の雰囲気はよくわかりますね。企業HPをよく読み込んで一次面接に乗り込むのはマストでしょう。

 

 

二次面接で落ちる人の理由と対処法

次に二次面接で落ちる人の理由とはどういうものでしょうか。
対処法を含めてご紹介していきます。

二次面接を担当している人は現場の責任者

一次面接を突破したら、次は二次面接です。二次面接を担当している人は主に現場の責任者となります。

二次面接で判断されるのは、実務レベルです。現場の責任者が出てくる理由は、自分が管轄している部署の現場で働いとして、本当に活躍できるのか、ということです。

二次面接で面接官が見ているポイントとは

二次面接では2つのことについて深掘りされることを覚悟しましょう。

それが「職務経歴」「キャリアプラン・ビジョン」です。
職務経歴については一次面接以上に、細かいことを突かれます。もし仕事上での成功体験を聞かれて、その理由を答えたとすれば、その理由について二度三度更に深掘りされることは覚悟してください。成功体験失敗体験、強み弱み、については自分自身とよく向き合って深掘りしておきましょう。

そして2つ目がキャリアプラン・ビジョンです。キャリアプラン・ビジョンを聞く理由としては、その会社・ポジションで働くということに高い視座を持っているかを確認したい意図があります。つまりその人の伸びしろを見ているのです。

よくある不採用の理由

上記の通り、二次面接では現場目線での活躍できる可能性を見ているため、不採用の理由は主に「スキル不足」となります。

直近任せるスキルが足りないという理由と、中長期的に活躍できなさそうという現場の判断で落ちてしまうということですね。

二次面接で落ちる人の対処法

それではスキル不足と言われたときの対処法はあるのでしょうか。
スキル不足というと、それ以上話が進まないのではないか、と懸念されますよね。

もちろんその募集ポジションがマネージャー・部長などのハイクラス案件であれば諦めるしかありません。しかし30歳前後の若手層であれば「熱意」で押し切れる部分があるのです。

熱意というのは、その応募職種にどれだけの思いがあるか、もし入社できたらどんな風に頑張るつもりなのかということを語るということです。その熱意が伝われば、現場責任者としても少しスキルが足りないくらいのことは目をつむってくれるケースが多々あります。

キャリアプラン・ビジョンを聞くのも上記の理由があるからです。スキルは経験を積めば身につきますが、やる気や熱意は必ずしも誰もが持っているものではありません。またやる気がある人の方が、覚えがよく、どんどんとスキルを習得していくものです。

恥ずかしがらず臆さずちゃんとあなたの熱意を伝えきりましょう。

 

最終面接で落ちる人の理由と対処法

最後に最終面接で落ちる人の理由とはどういうものでしょうか。
ここまで来たら何が何でも内定を獲得したいところ。対処法を含めてご紹介していきますのでしっかりと準備をしましょう。

最終面接を担当しているのは役員や社長

そして最終面接を担当しているのは役員や社長です。

実は二次面接を通過すれば、最低限の合格ラインはクリアしています。
それでも最終面接が重要なのは、役員や社長が候補者の本音の部分を見抜くことに長けているからです。

役員や社長という地位まで上り詰める人は、基本的に多くの経験や修羅場を通じて、人を見る目を養っています。そのため人事や現場責任者では見落としてしまうような、候補者の嘘を見抜いてしまうのです。

最終面接で面接官が見ているポイントとは

そして最終面接で面接官が見ているポイントは、その候補者が本気で自社に入社したいと思っているのか、その一点です。

最終面接は最後の覚悟を問う場と言っても過言ではありません。その候補者が覚悟を持って入ってきてくれるからこそ、入社後に中長期的に定着し活躍してくれるのです。

よくある不採用の理由

そのためよくある不採用の理由は、「ウチじゃなきゃ行けない理由がない」というものです。

もちろん候補者からすればその会社じゃなければ行けない理由など、正直どこにもありません。しかしこれはあくまで比喩的な表現で、最終面接官は「自社でどうしても働きたい」という思いの部分を見ているのです。
その思いをくみとって、それだけ入りたいという熱意があれば、きっと入社して活躍してくれるだろうという安心をすることで、迷いなく最終面接合格、そして内定を通知できるのです。

最終面接で落ちる人の対処法

そのため最終面接で落ちる人の対処法は、すべての最終面接で、その会社に本当に入りたいと自分自身に思い込ませて面接を受けるということです。

これは大変矛盾しますが、誰だって複数社の選考を受け、その中でも入りたい会社の順番があります。ですから、最終面接に複数社進んでいる場合、一番入りたい会社と、もしもっと入りたい会社がすべてダメだったら入りたいという会社が存在するはずです。

しかしその気持ちを前面に出してしまう人ほど、すべての会社に落ちてしまったりするものです。大事なのは全てに本気で挑むこと。このメンタルコントロールができるようになれば、最終面接の通過率は格段に向上するはずです。

 

まとめ

面接はテクニカルな部分と、マインドで左右される部分の大きく二点あります。

各フェーズで面接官が見ている点は大きく変わってくるため、その変化を理解し、事前準備を怠らなければきっと道は開けてくるはずです。ぜひ本記事を通して理想の転職を成功させてくれれば幸いです!